投稿日時 2024-12-25 18:53:23 投稿者 ![]() 宝輪 鳳空 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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バラバラと稲光が渓谷を叩きつける。 突き刺すような雨の中を俺たちは懸命に走った。 岩場の苔に足を滑らせながら川を目指して下りて行った。 荒れ狂う強風。濁流に飛び込み、深く深く身を沈める。 やがてたどり着いたほとりに起き上がる。 見上げると、夕闇に明滅する、はるか遠くにそびえ立つ見張塔が。 |
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